物流倉庫や工場、冷凍・冷蔵施設など、大型扉の導入を検討する際に欠かせないのが、確かな技術力と豊富な実績を持つ専門メーカーの存在です。
日本で初めて「オーバードアー」を導入し、60年以上にわたり業界をリードしてきた金剛産業は、設計から施工、メンテナンスまで一貫対応できる体制と高い品質管理で、多くの企業から信頼を集めています。
本記事では、金剛産業の強みや特徴、選ばれる理由について詳しくご紹介します。最後におすすめの会社も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では産業用扉導入の際におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
三田工業とは

三田工業は1963年の三田溶接工業所を創立以来、60年以上の実績の中で鋼製建具に関する技術とノウハウを蓄積し、多種多様な扉やドアの製造・販売を行っている製造会社になります。
項目 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 三重県鈴鹿市安塚町字源平塚1350番地の15 |
電話番号 | 059-383-4517 |
公式サイト | http://mita-co.jp/ |
事業内容 | 建材営業部・鋼製建具製造部・鉄骨建築部・工務部 |
最大製造施工サイズ | 高さ8.7M(HP参照)※最大製造可能サイズは企業へ問い合わせください |
建材営業部・鋼製建具製造部・鉄骨建築部・工務部の4つの事業部から成り立つ三田工業は、高い総合力による技術と実績で、店舗・事業所・工場・公共施設一般の住まいなど幅広く事業を展開。
その企業努力の結果、設計から施工までトータル提供しお客様のニーズに合った提案力と設計力で多くの信頼・実績を獲得してきました。
三田工業の口コミ・評判
ここでは三田工業に関する口コミや評判を解説します。大型扉を設置する業者選びの参考にしてください。
良い口コミ
三田工業に関する良い口コミとしては、以下のような内容が見られました。
とても応対が確りして感じのよい職場でした!
引用元:Googleマップ
私はこの会社が好きです。製品はハンガードアとスチールドアです
引用元:Googleマップ
この口コミからは、三田工業の主力製品であるハンガードアやスチールドアの品質に満足している様子がうかがえます。実際に製品を利用している方からの好評価は、製品の信頼性を示す有力な情報源となるでしょう。
悪い口コミ
三田工業に関する悪い口コミや否定的な評価は、今回の調査では見つかりませんでした。これは、同社のサービスや製品の品質が一定以上のレベルを維持していることを示唆しています。
ただし、口コミ情報が限られていることから、より詳細な評価を知るためには、実際に問い合わせをして対応の様子を確認したり、可能であれば施工実績を見学したりすることをおすすめします。
三田工業の特徴
三田工業がどのような会社か理解できたところで、さらに詳しく三田工業の特徴について見ていきましょう。
三田工業の特徴は以下の3つです。
- 特徴1:徹底した品質管理
- 特徴2:設計から施工までトータル提供
- 特徴3:創業60年の施工実績
それぞれの特徴について以下で詳しく解説していきますね。
特徴1:徹底した品質管理
三田工業では、設計から施工まで一貫体制を行う中で、厳しい品質管理を徹底しています。
厳しい品質管理を行うことによって、安定した品質の製品を供給し、高い技術と即応性でお客様が満足する製品作りを行っているんですね。
また、安全衛生への取り組みにも励んでおり、従業員が自発的に安全対策に取り組んでいく職場環境を整え災害ゼロの職場を目指し活動しています。
特徴2:設計から施工までトータル提供
産業用扉の製造を依頼する際に、中間業者が複数いると打ち合わせの手間や情報共有が大変で困ってしまいますよね。
しかし、三田工業では先述しているとおり設計から施工までトータル提供してくれるため、無断なやり取りも少なく理想の扉を製造してくれるんです。
建材営業部・鋼製建具製造部・鉄骨建築部・工務部の4つの事業部のプロ達が、各種建材・軽量から重量扉まで多種多彩な鋼製建具・各種鉄骨工事などについて丁寧且つ迅速に対応してくれますよ。
特徴3:創業60年の施工実績
1963年の創業以来60年以上にわたり、格納庫、大型扉、特殊扉、鉄骨工事などの製造を行いお客様の目的に合った製品を提供してきた三田工業。
お客様の理想を実現するため、建物の目的に合わせた各種建具を供給できるよう努力した結果、4つの事業部を展開するまでに事業を成長させました。
60年以上のノウハウで技術を磨き上げ、多種多様な扉やドアの製造に携わってきたからこそ、安心して依頼できる製造会社です。
三田工業の製品一覧
三田工業では多種多様な産業用扉や建具を製造しています。創業60年以上の実績を持つ同社は、お客様のニーズに合わせた製品を提供し続けている会社です。
同社の主なラインナップは以下の通りです。
以下で詳しい内容を見ていきましょう。
格納扉・大型引戸
三田工業の格納扉・大型引戸は、工場や倉庫、航空機格納庫などの大型施設に最適な製品です。最大製造施工サイズは高さ8.7Mにも及び、大型の開口部にも対応可能です。
航空機向け格納庫用の横引き扉は、幅35m×高さ7mの8枚戸手動式格納庫扉として製造された実績があります。扉の開閉をスムーズにするための軽量化を追求し、手動式の中・小型格納庫に適した設計となっています。
別の航空機向け格納庫では、1枚あたりの扉の大きさがDW3100×DH6175で、引分け3本レール6枚戸の手動式です。扉の構造は、外骨をチャンネル、中骨をアングルで組み、表面材には溶融亜鉛メッキ鋼板PL-1.6を使用しています。
防水扉・防爆扉
防水扉・防潮扉は、水害対策として重要な役割を果たす製品です。三田工業では、埠頭や河川近くの施設向けに高い水密性を持つ防潮扉を製造しています。
埠頭向け防潮扉の製造実績としては、幅3.6m×高さ3.5mの大きさで、開口部に押し当てやすいよう扉の吊り金物は自在式となっています。水の浸入を防ぐように強固に設計されており、高い防水性能を発揮します。
両開き仕様の防水扉についても社内実験を行い、漏水検査を実施するなど、品質管理にも力を入れています。
防爆扉
防爆扉は、爆発の危険性がある工場や施設で使用される特殊な扉です。三田工業の防爆扉は、爆発や火災が発生した際に被害を最小限に抑えるよう設計されています。
化学工場やガス関連施設など、爆発性のある物質を扱う場所に適しており、安全基準に準拠した高い耐久性と密閉性を備えています。詳細な仕様については、用途に応じてカスタマイズが可能です
動物園向け特殊扉
動物園向け特殊扉は、動物の安全な管理と飼育員の作業効率を考慮した特殊な設計の扉です。三田工業では、動物の種類や大きさに応じたカスタマイズが可能です。
たとえば、ゾウ舎向け大型特殊扉では、片開き大型扉(W2400×H3010、重量約1800kg)、両開き大型扉(W3370×H2900、重量約1300kg)、片開きゲート扉(W4220×H1016、重量約1300kg)の3種類の特殊扉を製造しています。
とくにゾウが出入りする両開き大型扉は、ゾウが逃げ出さないようゾウの力では突破できない構造になっているのが特徴です。来園者側扉の表面にはワイヤーを張り巡らせ、電流を流すことでゾウを近づけさせない工夫がされています。
バックヤード側にはφ50ステンレス丸落とし各2本を設置し、25トン程度の力まで耐えられる設計となっています。また、ゴリラ・チンパンジー舎のシュートや格子の製作施工も行っており、さまざまな動物に対応した特殊扉を提供しています。
矯正施設向け格子扉
矯正施設向け格子扉は、高いセキュリティと耐久性が求められる製品です。三田工業の格子扉は、厳しい安全基準を満たす強固な構造となっています。
警察署の留置室に設置される格子扉は、各県警により仕様が異なりますが、基本的には格子扉の表面にクリンプ網とプライバシー保護のためのポリカーボネート(乳白色)を取り付けた構造となっています
不正開錠を防止する特殊なロック機構や、破壊行為に耐える頑丈な素材を使用し、矯正施設の安全管理に貢献しています。
三田工業の施工実績
ここまで読まれてきた方の中には、さっそく三田工業へ製造依頼をしたいと思っている方もいるでしょう。
とはいえ、
「三田工業の施工実績が気になる!」
「技術力を確認したい!」
と思っている方もいるはず。
最後に三田工業の施工実績について紹介していきますね。
航空機向け格納庫

こちらは、航空機向け格納庫になります。高さ7M、横幅35Mの8枚戸手動式格納庫扉です。
扉の構造は、外骨は角パイプで組んでいます。また、戸車はベアリング入戸車を使用し、ブレーキ装置付となっていますよ。
軽量ハンガードア

こちらは、軽量ハンガードアになります。
どんな大きな開口でも対応可能なハンガードアは耐食性も高いのが特徴です。
風圧加重60kg/m2に耐える強さを誇るため、工場や倉庫などの大型開口部に最適ですよ。
埠頭向け防潮扉

こちらは、埠頭向け防潮扉になります。高さ3.5M、横幅3.6Mの防潮扉です。
開口部に押し当てやすいよう、扉の吊り金物は自在式となっています。
水の浸入を防ぐように強固に設計されていますよ。
また、三田工業の施工実績についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページから確認してくださいね。
産業用扉の設置で失敗しないためのポイント3選
産業用扉を導入する際には、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。失敗しないために押さえておくべきポイントは以下の通りです。
順に解説します。
1.施工実績を確認する
産業用扉の製造会社を選ぶ際には、まず施工実績を確認することが重要です。長年の実績がある会社は、技術力や品質管理の面で信頼できる場合が多いです。
三田工業のように創業60年以上の実績を持つ会社では、様々な種類の扉や特殊な用途に対応した経験があります。公式サイトや資料で施工事例を確認し、自分の求める用途や環境に近い実績があるかどうかをチェックしましょう。
また、実際の施工現場や展示場を見学できる場合は、製品の品質や仕上がりを直接確認することもおすすめです。
2.口コミや評判をチェックする
製造会社の評判や口コミは、実際に製品を導入した顧客の声として参考になります。インターネット上の口コミサイトや業界誌、知人からの情報など、様々な情報源から評判を集めましょう。
特に、アフターサービスや対応の迅速さ、トラブル時の対応などは、実際に利用した人でなければわからない情報です。また、製品の耐久性や使い勝手についての評価も重要なポイントです。複数の情報源から評判を確認し、総合的に判断することが大切です。
3.複数社を比較検討する
産業用扉の導入を検討する際には、一社だけでなく複数の会社を比較検討することをおすすめします。各社の製品仕様やサービス内容、価格などを比較することで、最適な選択ができます。
見積もりを取る際には、製品本体の価格だけでなく、設置工事費、メンテナンス費用、保証内容なども含めた総合的なコストを比較しましょう。また、納期や施工期間、アフターサービスの内容なども重要な比較ポイントです。
自社の要件に最も適した会社を選ぶことが、長期的に見て満足度の高い結果につながります。
産業用扉おすすめ会社3選
最後に産業用扉を製造しているおすすめの会社を3社ご紹介します。
以下で各社の魅力や特徴を解説するので、参考にしてください。
三和興業株式会社
三和鋼業は50年以上の創業実績を持ち、他社では取り扱いできない専門性の高い大型扉、格納庫、工場、倉庫、美術館など含む商業施設の特殊扉製造を幅広く扱っている製造会社です。三和鋼業の産業用扉は「大型扉」「特殊扉」「防爆・防水扉」「ソーラードア」「焼却ピットドア」など多岐にわたります。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 三和鋼業株式会社 |
所在地 | 兵庫県尼崎市久々知西町2丁目39-2 |
創立 | 昭和45年6月12日 |
事業内容 | 大型扉、特殊扉の鋼製建具製造業・工事業開口部の仕様にあわせた企画、設計、製作、施工及び保守点検 |
公式ホームページ | https://sanwa-door.jp/ |
建築家の安藤忠雄氏が手掛けるカーテンウォールの部材製造にも携わるなど、デザイン性や機能性に優れた製品を作る技術も有しています。フルオーダーメイド制を採用しているため、あなたの製造したい扉の用途や目的に合わせて製造してくれるのが大きな特徴です。
なお、以下の記事では三和鋼業について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
三和シャッター工業
金剛産業は昭和35年(1960年)に創業され、60年以上の実績と技術力を誇り、産業用オーバードア、住宅ガレージ、大型扉、特殊扉などを扱っている製造会社です。金剛産業は昭和35年(1960年)に創業され、60年以上の実績と技術力を誇り、産業用オーバードア、住宅ガレージ、大型扉、特殊扉などを扱っている製造会社です。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 三和シヤッター工業株式会社 |
所在地 | 本社:東京都板橋区新河岸2-3-5 |
創立 | 1956年4月10日 |
事業内容 | 各種シャッター、ドア、オーバーヘッドドア、住宅用窓シャッターエクステリア製品、ステンレス製品、間仕切製品等の製造シャッター、ビル・マンション用ドア、アルミフロント等の建材製造 |
公式ホームページ | https://www.sanwa-ss.co.jp/ |
施工実績としては、大型物流施設の車両出入口では、車両の入出庫が頻繁な場所に迅速に開閉できるアルミタイプオーバードアーを設置しています。強風対策が必要な場合は「風来防」タイプも提供しています。
なお、以下の記事では三和シヤッター工業についてより詳しい情報を記載しておりますので、あわせてお読みください。
金剛産業
三和シヤッター工業は1956年に創業し、60年以上にわたりシャッター、ドア、住宅用窓回り製品などを通じて産業や暮らしに貢献してきた会社です。シャッター、スチールドアでは、国内トップシェアを誇る企業です。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 金剛産業株式会社 |
所在地 | 本社:東京都中央区晴海1-8-12 |
創立 | 1960年10月15日 |
事業内容 | ・産業用オーバードアー、住宅ガレージ、大型扉、特殊扉の製造・販売・物流システムのオーバードアー・大扉・特殊扉・防熱扉・輸入住宅のガレージドアの企画・製造・販売 |
公式ホームページ | https://www.kongo.net/ |
三和シヤッター工業の産業用扉は、重量シャッターをはじめとする様々な製品があります。重量シャッターは汎用性の高い一般的な外壁開口部用シャッターで、耐風圧性、堅牢性に優れ、外部からの侵入や風雨を防ぐことが可能です。スチール、ステンレス、アルミの3種類から目的の用途を選べる点も特徴です。
以下の記事では、金剛産業のより詳しい情報を解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回は三田工業の特徴から施工実績まで解説させていただきました。
創業から60年以上、事業を拡大させながら成長し続けてきた三田工業の特徴は以下の3つです。
- 特徴1:徹底した品質管理
- 特徴2:設計から施工までトータル提供
- 特徴3:創業60年の施工実績
あなたの要望や用途に合った扉の製造を実現してくれる会社です。
格納庫や大型扉、特殊扉などの製造検討をされている方は、まずは以下のリンクから相談・問い合わせしてみてくださいね。
また、以下の記事では産業用扉導入の際におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。