文化シャッターとは?特徴・製品事例まで解説

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出典元:文化シャッター株式会社

各種シャッターやビル用建材、住宅用建材を製造・販売する総合建材メーカーの『文化シャッター』。一般住宅をはじめ工場や医療・福祉施設、商業施設など様々な用途に合わせた商品を製造しています。

高い技術力を有し、様々な賞も受賞している文化シャッターへの依頼を検討している方も多いでしょうが、

「文化シャッターは本当に信頼できる会社なの?」

「文化シャッターにはどんな商品があるの?」

と文化シャッターの詳細がわからず、依頼するか悩んでいる方もいるはず。大型のシャッターや扉の製造には高い技術が必要とされているため、依頼に慎重な方もいることでしょう。

そこで今回は、文化シャッターの特徴から商品事例を解説します。文化シャッターが信頼できる会社なのか判断する参考としてください。

また、以下の記事では産業用扉導入の際におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

文化シャッターとは

出典元:文化シャッター株式会社
項目詳細
会社名文化シャッターー株式会社
住所東京都文京区西片1丁目17番3号
事業内容各種シャッター、住宅建材、ビル用建材の製造及び販売
公式サイトhttps://www.bunka-s.co.jp/

文化シャッターは1955年の創業以来、各種シャッターをはじめ、ビル用建材、住宅用建材を製造・販売する総合建材メーカーです。

扱う製品は多岐にわたり、住宅用のガレージシャッターから工場で利用される重量シャッターや引き戸、パーティションなど様々です。自社の技術力と施工力を駆使し、ユーザーと社会に貢献する会社となります。

文化シャッターの特徴4選

ここからは、文化シャッターの特徴として下記3つを解説します。

  • 創業67年の高い技術力
  • 防災設計で自然災害に対応
  • 地球環境保全に貢献
  • ライフイン環境防災研究所の設置

上記3つの特徴についてそれぞれ詳しく解説していきます。

創業67年の高い技術力

文化シャッターは、創業してからの67年間で培った高い技術力が特徴です。高い技術力が評価され、日本のモノづくりに寄与する卓越した部品・部材に与えられる『”超”モノづくり部品大賞』の受賞歴もあります。

また、長い歴史の中で培われた技術力を後世に伝えるべく、施工技術者の育成にも力を注いでいます。施工教育の場として工事研修施設を開設し、施工における製品知識や専門的な技能が習得できる環境を整えているのが強みです。

上記の企業努力により、技術力の継承とさらなる向上に努め、より良い製品を生み出しています。

防災設計で自然災害に対応

文化シャッターの製品は、防災設計で自然災害に対応しています。

昨今大規模震災をはじめ、大型化する台風や集中豪雨・突風などの自然災害が年々深刻化してきてる中で、防災減災の役割を担いつつ温暖化による悪影響へ備える『防災事業』に力を注いでいます。

2013年には、消防防災機器等の開発・改良などに優れた業績をあげた団体に与えられる『消防防災科学技術賞』で優秀賞を受賞。文化シャッターの防災への取り組みは高く評価されており、社会に貢献していると言えるでしょう。

地球環境保全に貢献

文化シャッターは、地球環境保全にも貢献しています。『人・社会・環境』に優しいものづくりを実践し、環境問題の解決に積極的に取り組んでいます。

例えば、通常のシャッターに比べて10倍以上のハイスピードで開閉する高速シートシャッターを開発しました。高速で開閉することにより、外気の流出入を最小限に抑え、熱損失を小さくすることでCO2の削減に努めています。

上記の他にも様々なエコ商品がありますが、環境保全だけでなく利用者にも大きなメリットがあります。

ライフイン環境防災研究所の設置

文化シャッターでは「安心・安全の追求」や「生活者視点による商品づくり」等をテーマに、技術研究や商品の検証を行っています。研究施設には、下記のような様々な装置やスペースがあります。

  • 環境課題を解決する試験装置の設置
  • 防災技術を高めるための試験装置の設置
  • 約30種類の商品を試せる体感ゾーン

それぞれどのようなものなのか、具体的に見ていきましょう。

環境課題を解決する試験装置の設置

文化シャッターの施設の中には、環境課題を解決する試験装置が設置されています。環境課題とは、例えば地球温暖化や資源の減少などです。

この試験装置では、結露の防止度や断熱性能を図ったり、商品が使われるとどのような動作が起こるかなどを検証します。また、隣の部屋へどの程度音漏れするか計測する「音響試験室」や、水密性能などの有効性を確かめる「同風圧試験機」もあります。

様々な部屋や装置が設置されており、性能の高い安全な商品作りに取組んでいるのです。

防災技術を高めるための試験装置の設置

防災技術を高める試験装置も、文化シャッターの施設内に存在します。この試験装置では「火災や洪水などの水害、地震など、様々な災害が起きたときに活用できる商品なのか」を検証していきます。

装置には様々なものがあり、例えば下記のようなものです。

  • 特定の構造物に対して地震が起きたような揺れを発生させ、耐震性を図る「耐震試験装置」
  • ゲリラ豪雨などの水害が起きたときに使用される「止水商品」を評価する「止水試験場」

このような装置で「実用性があるか」が徹底的に検証されているため、文化シャッターの商品は安心して使うことができるのです。

約30種類の商品を試せる体感ゾーン

文化シャッターの施設には、ここまでご紹介した試験装置や試験室とは別に、体感ゾーンも併設されています。この体感ゾーンでは、約30種類ほどの文化シャッターの新商品を見たり、体験したりすることができます。

中でも「セーフティ&セキュリティスペース」では、防火シャッターや窓シャッターなどの様々なシャッターを検証することが可能です。また、文化シャッターの商品の歴史を学ぶコーナーもあり、文化シャッターについて広く知ることができるでしょう。

文化シャッターの製品事例

文化シャッターの特徴が理解できたところで、ここからは文化シャッターの製品事例として下記の3つを紹介します。

  • ガレージシャッター『フラムヴェスタ』
  • 重量シャッター『大静快』
  • オーバースライディングドア『重量・大型スチールタイプ』

文化シャッターの高い技術力が見える事例となっています。

ガレージシャッター『フラムヴェスタ』

出典元:フラムヴェスタ | 快適空間設計工房|文化シヤッター

こちらは、住宅用オーバースライディングドアとして初めて車2台分間口サイズの防火設備に対応した商品です。

フラットでピッチの広いパネルデザインに加え、シンプルでありながら重厚なイメージに仕上げ、ガレージの美しさを際立たせています。

最大間口は6m、高さは3mまで対応可能であり、柱のないスッキリとした空間を実現しています。高速開閉にも対応しているため、高さ2.5mの開口部であれば全開までわずか約14秒とかかりません。

開閉音は開閉時の異音を防ぐヒンジ構造の採用により、65dBと静音化を実現し、近隣の住人にも配慮した作りになっています。

重量シャッター『大静快』

こちらは、ハイスピード開閉なのに静かで低振動を実現したグリルシャッターです。従来の重量グリルシャッターと比べ、開閉スピードは約3.2倍速となっているので、出勤時や帰宅時の車庫出し・車庫入れがスムーズに行えます。

また、1時間に約30回の開閉に耐える高頻度、高耐久設計にもなっています。シャッター開閉時の作動音は62dB以下に抑えられ、開閉時の建物に伝わる振動も従来のシャッターと比べ1/4に低減しています。

オーバースライディングドア『重量・大型スチールタイプ』

こちらは、工場・倉庫をはじめ各種商業施設などさまざまな場所で使用できる商品です。危険物を扱う工場や倉庫などに義務づけられた、板厚t0.8は防火設備に適合しています。

万が一の事故にも対応しており、急降下防止装置としてスプリングやワイヤが破断してもオーバースライディングドアの急速降下を停止し、事故を最小限に食い止めてくれます。

大型の工場では、1つのミスが人的被害に繋がり兼ねませんが、文化シャッターのオーバースライディングドアは安全措置が標準装備されているため、安心です。

文化シャッターの製品を購入するか迷っている場合の対処法

文化シャッターの製品の購入を迷っている場合、下記4つの手段を試してみるのがおすすめです。

  • カタログを見てみる
  • 見積もりを依頼してみる
  • 直接相談してみる
  • 無料の現地調査を受けてみる

それぞれ具体的に解説していきます。

カタログを見てみる

購入を考えている商品が明確にある場合は、カタログで具体的なスペックを確認してみるのがおすすめです。そうすれば、製品の特長や利用シーンなどをより具体的に理解することができます。

カタログは文化シャッターの公式HPで確認することもできますし、カタログ請求も可能です。公式HPから確認したい場合は「PDFカタログ」をご覧ください。また、カタログ請求したい場合は「カタログ請求」ページから手続き方法を確認しましょう。

見積もりを依頼してみる

文化シャッターには、写真を送るだけで見積もりしてもらえるサービスがあります。特に予算面などで購入するか迷っているなら、一度この見積もり依頼を利用してみましょう。

写真での見積もりを依頼する場合、シャッターを設置しようと考えている場所の写真と連絡先などをフォームから送付してください。これだけで、簡単に見積もり依頼ができます。

直接相談してみる

カタログや見積もり依頼等で解決できないことがあれば、直接相談してみるのがおすすめです。商品に関する質問や相談は、公式HPの「お問い合わせフォーム」から連絡できます。

ご自身の希望を伝え、購入を検討している商品で問題なさそうなのかや、その他に感じている疑問点をすべて聞いてみてください。商品について納得した状態で購入できれば、設置後に後悔する可能性が大きく低くなるはずです。

無料の現地調査を受けてみる

すでに設置しているシャッターを交換したいと考えているなら、文化シャッターの現地調査を受けるのが良いでしょう。文化シャッターの現地調査は無料で受けられる上、希望をヒアリングして最適な商品の提案まで行ってくれます。

「どのようなシャッターに交換するのが最適か分からない」という人は、ぜひ一度試してみてください。希望に合った商品を知れるはずですよ。

会社選びの際は複数社を比較しよう

産業扉の導入を検討しており、希望に合った商品や性能の良い製品に出会いたい場合は、複数社を比較するのもおすすめです。しかし、どのような点で比較すれば良い商品に出会えるか、分からない方も多いはずです。

そんなときは、公式HPに掲載されている強みや事例を比較したり、実際に相談して感じた納得度を比べたりするのが良いでしょう。少しでも魅力的だと思う商品や、納得度の高い説明を受けた製品を購入し、ご自身の希望を叶えてください。

産業用扉のおすすめ製造会社3選

ここまで読まてきた方は、「産業用扉のおすすめの製造会社をさらに知りたい!」と思っていることでしょう。あなたの目的に合った防爆扉の製造ができるように、おすすめできる製造会社を紹介していきます。

おすすめする産業用扉の製造会社は以下の3社です。

  • フルオーダーメイド制の三和鋼業
  • 安全・安心・快適を提供する三和シヤッター工業
  • 設計から施工までトータル提供の三田工業

それぞれの製造会社について以下で解説していきます。

フルオーダーメイド制の三和鋼業

sanwa
出典元:三和鋼業
スクロールできます
項目詳細
所在地兵庫県尼崎市久々知西町2丁目39-2
電話番号06-6429-8456
公式サイトhttps://sanwa-door.jp/
事業内容大型扉、特殊扉の鋼製建具製造業・工事業
開口部の仕様にあわせた企画、設計、製造、施工及び保守点検

三和鋼業は50年以上の創業実績で培われた技術力で、他社では取り扱いできない専門性の高い大型扉、格納庫、工場、倉庫、美術館など含む商業施設の特殊扉製造を幅広く扱っている製造会社になります。

他社では取り扱いができない専門性が高い扉の製造を実現できるのは創業以来、「出来ないと言わずに、どうすればできるのか」思考し、努力し続けながら日々挑戦することを辞めなかったからこそです。

三和鋼業の強みは、一貫した社内育成と高い技術力にあります。職人の育成から企画設計、施工までを社内で管理しており、品質の一貫性と信頼性が確保されています。

さらに、長い歴史に裏打ちされた豊富な知見と柔軟な対応力により、顧客の多様な要望に的確に応えられる点も強みです。ISO9001認証を取得し、大型扉や防水ドアなど幅広い製品を手掛ける高度な技術力を持つことも、同社の優れた特長といえます。

なお、以下の記事では三和鋼業について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

安全・安心・快適を提供する三和シヤッター工業

三和シヤッター
出典元:三和シヤッター
スクロールできます
項目詳細
所在地東京都板橋区新河岸2-3-5
電話番号03-5998-9111
公式サイトhttps://www.sanwa-ss.co.jp/
事業内容各種シャッター、ドア、オーバーヘッドドア、住宅用窓シャッター、エクステリア製品、ステンレス製品等の製造、販売事業

三和工業シヤッターの前身となる三和シヤッター製造所は昭和45年の4月(1956年)に創業され、創業60年以上の実績の中でシャッターやスチールドアを専門的に扱っている製造会社になります。

「安全・安心・快適を提供することにより社会に貢献する」を使命とし、緊急修理やメンテナンスに迅速に対応するため、24時間・365日、年中無休のフルタイムサービス体制を業界に先駆けて導入しました。

その企業努力もあり、お客様から信頼を獲得してきた結果シャッター、スチールドアでは国内トップシェアを誇り、世界26の国と地域で事業活動を展開するほど企業として成長しているのです。

三和シヤッターの特徴や施工事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてみてください。

設計から施工までトータル提供の三田工業

mita
出典元:三田工業
スクロールできます
項目詳細
所在地三重県鈴鹿市安塚町字源平塚1350番地の15
電話番号059-383-4517
公式サイトhttp://mita-co.jp/
事業内容建材営業部・鋼製建具製造部・鉄骨建築部・工務部
最大製造施工サイズ高さ8.7M(HP参照)※最大製造可能サイズは企業へ問い合わせください

三田工業は昭和38年(1963年)に前身となる三田溶接工業所を創立以来、50年以上鋼製建具に関する技術とノウハウを蓄積し、製造・販売してきた製造会社になります。

高い技術と即応性でお客様の要望に応えるため、設計から施工までトータル提供し、日々邁進し続け、高い総合力による技術と実績で、店舗・事業所・工場・公共施設・一般の住まいなど幅広い事業を展開している会社です。

建材営業部・鋼製建具製造部・鉄骨建築部・工務部の4つの事業に基づき、提案から設計・工場製造・施工・完成引渡・メンテナンスと時代の変化に合った製品を製造してくれます。

また、三田工業の特徴や施工事例についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてみてください。

まとめ

今回は、文化シャッターの特徴から商品事例を解説しました。文化シャッターは、創業67年の高い技術力を有しており、数々の賞も受賞している優秀な総合建材メーカーです。

一般住宅をはじめ工場や医療・福祉施設、商業施設など様々な用途に合わせた商品を製造しています。地震や火災・水害など突然襲ってくる災害に対応するため、独自の研究施設にて試験・研究を行うほど防災に力を入れているのが特徴の1つです。

そのため、文化シャッターの造る製品には高い防災性能が備わっているため、突然の災害にも安心です。文化シャッターでは高い技術力により、利用者の安心と安全を守る製品を提供しています。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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