1955年の創業以来、シャッター・ドアを中心に防災製品の製造・販売・施工を行っている『東洋シヤッター』
主力商品であるシャッター・ドアを中心に、これまで数多くの製品を手掛けてきました。
高い技術力を有し、多くの販売実績のある東洋シヤッターへ依頼をしようか検討している方も多いでしょうが、
「東洋シヤッターは本当に信頼できる会社なの?」
「東洋シヤッターにはどんな商品があるの?」
と東洋シヤッターの詳細がわからず、依頼するか悩んでいる方もいるはず。
一般住宅だけでなく、特殊な用途としての仕様を検討している方もいるでしょうから、安全性に十分配慮された会社へ依頼したいことでしょう。
そこで今回は、東洋シヤッターの特徴から商品事例を解説します。
東洋シヤッターが信頼できる会社なのか判断する参考としてください。
また、以下の記事では産業用扉導入の際におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
東洋シヤッターとは

東洋シヤッターは1955年の創業以来、シャッター・ドアを中心に防災製品の製造・販売・施工を行ってきた会社です。安全や防災・減災に関する社会の需要が高まる中で、より良い製品・より良いサービスの提供ができるよう歩んできました。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 東洋シヤッター株式会社 |
住所 | 大阪府大阪市中央区南船場2-3-2 南船場ハートビル12F |
事業内容 | 各種シャッター、その他の建築用建具、建材の製造・取付および販売 |
公式サイト | https://www.toyo-shutter.co.jp/ |
『私たちは、企業品質の向上を目指し、安全・安心・快適・感動を提供するとともに持続可能な社会づくりに貢献します』を経営理念とし、社会のニーズに応え続けています。シャッター・ドア・金物専業メーカーとして、ユーザーと社会に貢献する会社です。
東洋シヤッターの口コミ・評判
東洋シヤッターの製品やサービスについて、実際に利用した方々からの口コミや評判を見ていきましょう。良い点と気になる点の両方を確認することで、より客観的な判断ができます。
良い口コミ
直ぐに駆け付けてくれます~感謝です
引用元:Googleマップ
工場のシャッターが開かなくなってしまいました。これでは、工場の中は昼間でも真っ暗になってしまうので、これはまずいということですぐにシャッターのプロである東洋シヤッター株式会社/横浜支店に連絡して、内容を確認してもらいました。やはりレベルの高い対応であり、すぐに修理してもらうことができました。とても対応がはやかったです。
引用元:生活110番
先日のことですが、東洋シヤッター株式会社/横浜支店に連絡しまして、シャッターの修理をしてもらいました。このシャッターは店舗のシャッターです。ですから、開閉できないとお店の営業に支障をきたす感じでした。よって、すぐに東洋シヤッター株式会社/横浜支店に対応してもらって、修理してもらいました。費用もそれほどかからず修理してくれてよかったです。
引用元:生活110番
これらの口コミから読み取れるのは、東洋シヤッターが単なる製品提供だけでなく、総合的なサービス品質に力を入れている点です。製品の品質だけでなく、提案力、施工技術、アフターサービスまでを含めた「トータルソリューション」を提供する会社であることがわかります。
とくに安全性や信頼性が重視される産業用扉の分野では、こうした総合的な対応力が顧客満足度の向上につながっていると考えられます。
悪い口コミ
東洋シヤッターに関する悪い口コミや評判について詳細な調査を行いましたが、特筆すべき否定的な評価は見つかりませんでした。これは同社の製品品質やサービスの高さを示す一つの指標とも考えられます。
ただし、口コミや評判は時期や個人の経験によって異なる場合があるため、製品導入を検討する際には、最新の情報を収集し、複数の情報源から評価を確認するとよいでしょう。
東洋シャッターの特徴3選
ここからは、東洋シヤッターの特徴として下記3つを解説します。
上記3つの特徴についてそれぞれ詳しく解説していきます。
創業67年の実績
東洋シヤッターは、創業67年の実績を誇ります。主力商品であるシャッター・ドアを中心に、これまで多くの製品を手掛けてきました。
また、防犯・防火・防煙など防災製品に力を入れており、ビル火災時の煙の流動拡散を防ぐ可動式の防煙たれ壁や炎の通り道を閉ざして火災の延焼防止に威力を発揮する防火ドアなども製造しています。安全や防災・減災に関する社会の需要が高まる中で、製品品質や施工品質など企業品質の更なる向上を実現するべく、努めている会社です。
ドイツのハーマン社と業務提携
東洋シヤッターは、ドイツのハーマン社と業務提携を結んでいます。ハーマン社は、創業から80年以上にわたり、革新的な技術にもとづく確かな品質を提供し続けている会社です。
加えて、欧州・北米・アジアに最先端工場を有するほか、世界30ヵ国以上に支社と認定販売店を持つグローバルな活動を展開しています。上記のような大手建材製造会社と提携することで、これまでにない革新的な技術を用いた、最新鋭の製品が実現可能です。
すでに、ハーマン社と共同で複数の製品を開発しており、どれも安全性・機能性に優れた素晴らしい製品となっています。
安心のメンテナンスサービス
東洋シヤッターは、安心のメンテナンスサービスを実施しています。24時間365日対応のオールラウンドメンテナンスでは、急なトラブルにもいつでも対応可能です。
故障・トラブルの内容を聞き、電話1本で適切な判断のもと、サービスマンが駆けつけてくれます。また、保守定期点検も実施しており、シャッター・ドアの機能や安全性を継続的に維持可能です。
年に複数回、直接製品の状態を点検しにきてくれるため、安心して使用できます。
東洋シヤッターの製品一覧
東洋シヤッターでは、以下3つの大きなカテゴリーで製品を展開しています。
以下でそれぞれのカテゴリーにおける主要製品を紹介します。
シャッター9種
東洋シヤッターのシャッター製品は、用途や設置場所に応じて多様なラインナップが揃っています。以下が代表的な製品の一覧です。
製品 | 特徴 |
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重量シャッター | 大型の開口部や高い耐久性が求められる場所に適している。 |
軽量シャッター | 住宅やオフィスなど、比較的小規模な開口部に適している。 |
アルミシャッター | 軽量で耐食性に優れ、美観も重視する場所に適している。 |
オーバードア | 上部から開閉するタイプで、大型の開口部に適している。 |
ハンガードア | 横にスライドするタイプで、天井からつり下げて使用する。 |
ハーマングループ提携製品 | ドイツのハーマン社と共同開発した製品 |
建材 | シャッター関連の建材製品 |
バタとめ | シャッターの開閉を制御する部品 |
これらの製品は、電動・手動、防火・防煙など、さまざまな機能や特性を持っています。
ドア4種
東洋シヤッターのドア製品は、建物の用途や求められる機能に応じて以下の4種類が提供されています。
製品 | 特徴 |
---|---|
スチールドア | 耐久性と安全性に優れた標準的なドア |
玄関ドア | 住宅用の美観と機能性を兼ね備えたドア |
浸水防止用設備 | 水害対策として使用される特殊なドア |
特殊ドア | 耐震、換気、防火・防煙、止水など特殊な機能を持つドア |
これらのドア製品は、ビルや倉庫、学校、工場、などさまざまな建物タイプに対応しています。
Ohshima 金物4種
東洋シヤッターの金物製品は、Ohshimaブランドとして展開されており、以下の4種類があります。
製品 | 特徴 |
---|---|
INEX | 耐蝕アルミシリーズで、丸みを帯びたデザインが特徴 |
KEEL | 線と面を強調したデザインが特徴 |
OO (Ohshima Original) | 80年余年の歴史をもつオーシマならではの船舶用金物。航海中に必要とされる機能、船上でのライフスタイルから導きだされたデザインが特徴。 |
その他 | ESPADA、OCTUS、WAVE、素游子などのシリーズ |
オーシマが船舶用金物で培ったノウハウを活かし、建築業界に向けて開発したシリーズもあります。耐食アルミ無垢棒を使い、人にやさしい丸みを帯びたデザインが特徴で、ドア回りやサニタリー回り等、他の合金では出せない美しい色合いが揃っている会社です。
東洋シヤッターの製品事例
東洋シヤッターの特徴が理解できたところで、ここからは東洋シヤッターの製品事例として下記の3つを紹介します。
- 高耐風圧軽量シャッター『TS耐風セーブ』
- 防火防音換気扉『TSベンチタイト』
- ハイスピードシャッター『シュネルカイザー』
東洋シヤッターの高い技術力が見える事例となっています
高耐風圧軽量シヤッター『TS耐風セーブ』
TS耐風セーブは、予想外の暴風にも対応できる高耐風圧仕様の軽量シャッターです。東洋シヤッター独自の可動式脱防金具を用いることで、耐風圧性能800Paを実現しました。
大型化した台風や予期せぬ突風などの非常時に、人が追加操作することなく性能を発揮することができます。シャッターを閉めるだけで、外出時の突風や台風時など想定以上の強風にも安心です。
防火防音換気扉『TSベンチタイト』
TSベンチタイトは、扉を閉めるだけで通気・遮音・防火性能を発揮する防火防音換気扉です。これまでの防音ドアは、気密性が高く空気の通り道を遮断するため、ドアでの通気はできませんでした。
しかし、感染症対策が求められる現代市場において、通気性は必要不可欠なものです。そこで、防音扉の内部に空気の通り道を作り、常時換気ができる状態とすることで防音機能+換気機能を両立させた扉を開発しました。
上記により、小スペースのミーティングルームや休憩室などで、防音及び防火に加えて常時換気が可能となりました。
ハイスピードシャッター『シュネルカイザー』
シュネルカイザーは、ドイツ・ハーマングループとの業務提携製品であり、省エネ効果を高めると共に安全性へも十分に配慮したハイスピードシャッターです。1.2m/sの開放速度で開放時間を短縮し、工場や倉庫内の空気の漏れを最小限に抑えることで、高い省エネ性能を実現しています。
また、断熱パネルによる高断熱性能に加え、遮音・耐風圧性能も備えているため、様々なニーズに対応できるのもポイントです。ライトグリルをガイドレールに標準装備し、フロアーから1800mm迄の非接触感知による安全性にも配慮された、ハイスピードシャッターとなります。
東洋シヤッターのメンテナンスサービス
東洋シャッターのメンテナンスサービスは、24時間365日対応のオールラウンドメンテナンス(ARM)を提供しています。故障やトラブルが発生した際には、フリーダイヤル0120-49-1080に電話一本で、サービスマンが迅速に駆けてくれるため安心です。
ただし、一部地域や天候などの状況によっては当日対応ができない場合もあります。
また、シャッター・ドアの機能や安全性を継続的に維持するため、年に1~2度の定期点検サービスも実施しているのが魅力です。点検では製品の状態だけでなく、使用期間や使用回数を考慮した部品交換やシャッター取替えの提案も行います。
さらに「シャッターの開け閉めをもっと楽にしたい」などのニーズに応じたリニューアルプランも提供しており、全国9箇所(東京・横浜・名古屋・京都・大阪・京阪・南大阪・神戸・福岡)にメンテサービスセンターを設置し、地域密着型のサポート体制を整えています。
産業用扉の設置で失敗しないためのポイント3選
ここでは、産業用扉を設置する際に失敗しないためのポイントを3つ紹介します。
以下で詳しい内容をみていきましょう。
1.サポート体制をチェックする
産業用扉を選ぶ際には、製品の品質だけでなく、メーカーのサポート体制も重要なチェックポイントです。
まず、メンテナンスサービスの充実度を確認しましょう。東洋シヤッターのように24時間365日対応のメンテナンスサービスを提供しているかどうかは、緊急時の対応として重要です。また、定期点検の頻度や内容も事前に確認しておくと安心です。
次に、保証内容と期間も必ず確認すべき項目です。産業用扉は頻繁に使用されるため、長期的な保証があると安心です。特に、どのような故障が保証対象になるのか、部品代や工賃はどうなるのかなど、細かい条件まで確認しておきましょう。
さらに、部品の供給体制も重要です。特殊な扉の場合、部品の入手が困難になることもあるため、メーカーの部品供給体制や在庫状況を確認しておくことをおすすめします。
産業用扉は長期間使用するものなので、充実したサポート体制を持つメーカーを選ぶことが、将来のトラブルを防ぐポイントです。
2.口コミや評判も参考にする
実際に製品を使用した人の声は、製品選びの貴重な参考情報となります。
はじめに、実績と信頼性を確認しましょう。東洋シヤッターのように創業67年の実績を持つ企業は、長年の信頼の証です。しかし、実績だけでなく最近の評判も確認することが大切です。
また、SNSや口コミサイトの活用も有効です。GoogleマップのレビューやX(旧ツイッター)などのSNSで実際のユーザーの声を確認しましょう。特に、アフターサービスや対応の質に関する口コミは参考になります。
口コミや評判は、カタログやホームページには載っていない実際の使用感や問題点を知るための貴重な情報源です。複数の情報を集めて総合的に判断することが重要です。
3.複数社を比較検討する
一社だけでなく、複数の会社の製品やサービスを比較検討することが重要です。
まず、見積りの比較をしましょう。価格だけでなく、含まれるサービス内容や保証内容も含めて総合的に比較することが大切です。東洋シヤッターの場合、「見積もりを依頼する場合、おおむね1週間後に現地調査が行われます」とのことですが、他社の対応速度と比較することも必要です。
次に、製品スペックの比較も欠かせません。耐久性、安全性、操作性など、製品の基本性能を比較検討しましょう。特に使用環境や頻度に合った製品を選ぶことが重要です。
また、導入実績の比較も役立ちます。同業種や同規模の施設での導入実績があるかどうかも重要なポイントです。実績が多い製品は、信頼性が高いと言えます。
複数社を比較検討することで、それぞれの強みや弱みが見えてきます。自分のニーズに最も合った会社を選ぶことが、満足のいく産業用扉の設置につながります。
産業用扉おすすめ会社3選
最後に産業用扉を製造しているおすすめの会社を3社ご紹介します、
以下で各社の特徴や魅力を解説するので、参考にしてください。
三和興業株式会社
三和興業株式会社は、50年以上の創業実績で培われた技術力を持ち、他社では取り扱えない専門性の高い大型扉や特殊扉を製造している会社です。「出来ないと言わずに、どうすればできるのか」という思考で日々挑戦し続け、格納庫、工場、倉庫、美術館など幅広い商業施設の扉を手掛けています。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 三和鋼業株式会社 |
所在地 | 兵庫県尼崎市久々知西町2丁目39-2 |
創立 | 昭和45年6月12日 |
事業内容 | 大型扉、特殊扉の鋼製建具製造業・工事業開口部の仕様にあわせた企画、設計、製作、施工及び保守点検 |
安藤忠雄氏のカーテンウォール部材製造にも携わるなど、デザイン性や機能性に優れた製品づくりに定評があります。企画・設計から製造・施工、保守点検まで一貫したサービスを提供している点も強みです。
なお、以下の記事では三和鋼業について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
三和シャッター工業
三和シャッター工業は、日本を代表するシャッターメーカーで、高品質な製品と充実したサービス体制が特徴です。特に防火・防煙シャッターの分野では高い技術力を持ち、多くの実績があります。全国に広がるサービスネットワークにより、迅速な対応が可能です。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 三和シヤッター工業株式会社 |
所在地 | 本社:東京都板橋区新河岸2-3-5 |
創立 | 1956年4月10日 |
事業内容 | 各種シャッター、ドア、オーバーヘッドドア、住宅用窓シャッターエクステリア製品、ステンレス製品、間仕切製品等の製造シャッター、ビル・マンション用ドア、アルミフロント等の建材製造 |
最新技術を取り入れた製品開発にも積極的で、IoT技術を活用したスマートシャッターなど革新的な製品も提供しています。「安全・安心・快適」をモットーに、建物の用途や環境に合わせた最適なソリューションを提案している会社です。
なお、以下の記事では三和シヤッター工業についてより詳しい情報を記載しておりますので、あわせてお読みください。
金剛産業
金剛産業は1960年創業の60年以上の実績と技術力を誇る企業で、産業用オーバードアー、住宅ガレージ、大型扉、特殊扉などを製造しています。「満足以上の満足を提供する」という理念のもと、顧客のニーズに合わせたカスタマイズ製品の開発に力を入れている点が特徴です。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 金剛産業株式会社 |
所在地 | 本社:東京都中央区晴海1-8-12 |
創立 | 1960年10月15日 |
事業内容 | ・産業用オーバードアー、住宅ガレージ、大型扉、特殊扉の製造・販売・物流システムのオーバードアー・大扉・特殊扉・防熱扉・輸入住宅のガレージドアの企画・製造・販売 |
とくに大型の産業用扉やガレージドアの分野では高い評価を受けています。品質管理体制も充実しており、製品の耐久性と安全性に対する信頼は非常に高いです。アフターサービスも充実し、長期的な視点でのサポートを提供しています。
以下の記事では、金剛産業のより詳しい情報を解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回は、東洋シヤッターの特徴から商品事例を解説しました。東洋シヤッターは1955年の創業以来、シャッター・ドアを中心に防災製品の製造・販売・施工を行ってきた会社です。
大手建材製造会社であるドイツのハーマン社と業務提携しており、これまでにない革新的な技術を用いた、最新鋭の製品を提供しています。安全性・機能性に優れたシャッター・ドアを数多く販売しているため、きっとあなたの満足する製品に出会えるでしょう。
東洋シヤッターは、シャッター・ドア・金物専業メーカーとして、ユーザーと社会に貢献する会社です。
また、以下の記事では産業用扉導入の際におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。