110年以上の歴史で培った高い技術力が魅力の『株式会社横河システム建築』。
工場などのシステム建築事業から、スタジアムの大型開閉扉などの特殊建築事業まで手掛けています。
自社の工場建築や大型開閉扉の建築を横河システム建築へ依頼しようか検討している方も多いでしょう。
しかし、いざ依頼しようにも
「横河システム建築の詳細がわからない…」
「横河システム建築は本当に信頼できる会社なの?」
「横河システム建築はこれまでにどのような実績があるの?」
と疑問があり、依頼に迷われている方もいるはず。
高い技術を必要とする建築なだけに、信頼のおける会社へ依頼したいことでしょう。
そこで今回は、横河システム建築の特徴から施工事例を解説します。横河システム建築が信頼できる会社なのか判断するのに、参考としてください。
株式会社横河システム建築とは
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社横河システム建築 |
住所 | 千葉県船橋市山野町47-1 横河ウエストビル 1階 |
事業内容 | 各種スポーツ施設・工場などのシステム建築、スタジアム屋根・倉庫の大型開閉扉などの特殊建築 |
公式サイト | https://www.yokogawa-yess.co.jp/ |
横河システム建築は、1907年に日本で最初の橋梁・鉄骨専業メーカーとして創業した横河ブリッジホールディングスの事業会社として2001年に分離独立した会社です。
各種スポーツ施設・工場などのシステム建築事業とスタジアム屋根・倉庫の大型開閉扉などの特殊建築を主な事業としています。
横河ブリッジホールディングスの110年以上の歴史と、鋼構造物に関する多くの技術を継承し、これまでに数多くの建造物を建築しているのです。
高い技術力を活かし、より安く・より良い建築物を提供することで社会に貢献しています。
株式会社横河システム建築の特徴3選
ここからは、株式会社横河システム建築の特徴として下記の3つを解説します。
- 110年以上の歴史で培った高い技術力
- システム建築業界No.1の実績
- 国内外で活躍する特殊建築
上記3つの特徴についてそれぞれ詳しく解説していきます。
110年以上の歴史で培った高い技術力
横河システム建築は、110年以上の歴史で培った高い技術力が特徴の1つです。
1907年に日本で最初の橋梁・鉄骨専業メーカーとして創業した横河ブリッジホールディングスの歴史と鋼構造物に関する多くの技術を継承した横河システム建築。
事業会社として、分離独立してからも20年以上が経過しており、これまでに数多くの建造物を建築してきました。
他会社と比べて圧倒的な実績と経験が横河システム建築の強みです。
システム建築業界No.1の実績
横河システム建築のシステム建築業を担う『yess建築』は、分離独立前の1989年に事業を開始し、これまでに約1万棟の実績を積み上げてきました。
上記は、システム建築業界でNo.1の実績となります。
yess建築はシステム建築メーカーで唯一自社工場を有していることから、下記を実現しました。
- 最大無柱スパン60mを実現したフレーム
- 短納期で低コストを実現
- フレキシブルに対応
- 屋根断熱性能はALCの約2倍
設計から製作、現場までを自社で施工することで高い水準の品質を確保しただけでなく、低価格・短納期を実現していますよ。
国内外で活躍する特殊建築
横河システム建築の特殊建築事業は、国内外問わず幅広く活躍しています。
大型開閉スタジアムやハワイ天文台のすばる望遠鏡大型シャッター装置など、様々な用途の大型可動建築物を手掛けているのです。
最近では海外から直接引き合いがあるなど、可動建築物のトップメーカーとして認知されてきています。
これまでの多くの実績に裏付された可動技術と、110年間で培ってきた鋼構造物の技術により、利用者の様々なニーズに応えてくれますよ。
株式会社横河システム建築の施工事例
横河システム建築の特徴が理解できたところで、ここからは横河システム建築の施工事例として下記の3つを紹介します。
- 部品製造工場
- 屋内アイススケートリンク
- 豊田スタジアムの開閉屋根
横河システム建築の高い技術力が見える事例となっています。
部品製造工場
こちらは、兵庫県にある機械加工部品などを製造されてい工場となります。
建物全体としては、短工期でコストパフォーマンスの高いラピッドプラスに近い仕様です。
鉄骨主柱間隔は、在来建築と比べて広めとなる7.2m間隔を適用しています。
鉄骨フレームの柱・梁の箇所数が減るばかりでなく、基礎の箇所数にも影響するので、工期・コスト共にメリットがあるのです。
横河システム建築では、システム建築専用工場で建物を生産しているため、高品質・低価格・短工期を実現しています。
屋内アイススケートリンク
こちらは、大阪府にある関空アイスアリーナとなります。
建物は全長75.0m x 奥行56.7mの室内無柱構造のカスタムタイプです。
外壁と屋根にはPXルーフに高断熱なYマットSを使用し、建物全体が高断熱仕様となっています。
また、横河システム建築では屋根を2重折板にすることなくグラスウールを敷き込む事が可能です。
内観は、ほぼ最大スパンとなる無柱スパン56.7m x 奥行66.0mの室内無柱空間となっています。
豊田スタジアムの開閉屋根
こちらは、愛知県にある豊田スタジアムの開閉屋根となります。
幕によるエアマットを屋根材に用い、開閉にはラック&ピニオンによってアプト式電車の様に自走する世界的にも大変ユニークな機構の開閉屋根です。
屋根の開閉は、すべての幕を同時に畳むのでは無く、右端から順にV字に幕が畳まれて開いていきます。
下記が屋根の開閉時に動く勾配や走行台車の写真です。
これだけ大きな装置を高所となる屋根の上に設置するには、高度な技術が必要となるのです。
上記のような大型構造物の可動建築技術を持つ企業は世界的にも少なく、横河システム建築の技術力の高さが伺えます。
まとめ
今回は、株式会社横河システム建築の特徴から施工事例を解説しました。
株式会社横河システム建築は110年以上の歴史で培った高い技術力を有し、これまでに数多くの事例を重ねている信用できる会社です。
国内外問わず幅広く活躍されており、システム建築業界ではNo.1の実績を誇ります。
また、システム建築メーカーで唯一自社工場を有しているため、高品質・低価格・短工期を実現しているのも嬉しいポイント。
株式会社横河システム建築への依頼を検討されている方は、一度問い合わせしてみるのをおすすめします。